2017年、活動20周年を迎える叙情派シネマティック・ダブ・バンド「あらかじめ決められた恋人たちへ」が、20周年企画第一弾として、その軌跡を刻むベスト・アルバムをリリース。リーダーである池永正二のソロ名義としてスタートし、編成やスタイルは時代と共に変動しつつも、郷愁とダンスをコンセプトにした「あら恋節」を作り上げてきた。通算10作目のリリースとなる本作では、1st〜最新作まで、これまでに発表された楽曲の中から11曲をセレクト。MVも話題になった代表曲「Back」、オリジナルよりもBPMを速め、疾走感を増した「前日」、ライブ・バンドとしての真価が発揮された「ラセン」のほか、曽我部恵一との「gone」、吉野寿(from eastern youth)との「Fly」などボーカル曲も加わり、これぞ “あら恋”という彼らの歴史が堪能できる珠玉の一枚。単に曲を集めたベストアルバムではなく、全曲、GOTO（Dr.）、ベントラーカオル（Key.）を加えた現7人編成で再レコーディングを敢行。あら恋の現在と未来を照らす、構想20年のニュー・アルバムとも言える作品となった。リード曲「ラセン」のMVは、2016年4月に開催されたワンマンライブ「Dubbing09」の映像を使用した縦動画で配信される。